「頑張っているのにお金が貯まらない…」
そんな悩みを持つ人にこそ知ってほしいのが、“仕組みで貯める”という考え方です。
2025年現在では、新しいNISA制度や自動積立の仕組みが充実し、
「意識しなくてもお金が貯まる」時代になっています。
今回は、そんな新時代に合った【自動でお金が貯まる生活習慣7選】を紹介します。
誰でも、今日から取り入れられます。
1. 先取り貯金を「完全自動化」する
まず大切なのは、“お金を使う前に貯める”こと。
給料日当日に、貯金専用口座へ自動振替設定をしておけば、努力不要で貯金が進みます。
設定例:
- 楽天銀行・住信SBIネット銀行 → 給与振込日に自動振替
- 目安:手取りの10〜20%
- 少額(1万円など)からでOK
「残ったら貯める」ではなく「先に貯める」ことで、貯金の成功率が格段にアップします。
2. 新NISAで“投資の自動積立”を活用する
2024年からスタートした【新NISA】では、
つみたて投資枠と成長投資枠を組み合わせて、
非課税で投資ができるようになりました。
新NISAのポイント(2025年版)
- 非課税保有限度額:1,800万円(うち成長投資枠1,200万円まで)
- 年間投資枠:つみたて枠120万円+成長枠240万円
- 非課税期間:無期限(いつでも売却OK)
証券会社や銀行の口座で「自動積立設定」をしておけば、
毎月決まった金額で投資信託を購入し、放置でも資産形成が進みます。
おすすめ設定:
- 毎月1万円〜3万円を自動積立
- 銘柄:eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)などの低コストインデックスファンド
- 長期・分散・積立を意識する
「貯める」と「増やす」を同時に叶えるのが、新NISAの最大の強みです。
3. キャッシュレス決済を一本化して支出を見える化
いまは“支出を把握できる人ほど貯金が増える”時代。
複数のキャッシュレス決済を使うと支出が分かりにくくなります。
対策:
- よく使うアプリを1つに絞る(PayPay or 楽天ペイなど)
- 家計簿アプリ(マネーフォワードMEなど)と連携
- 月ごとに自動レポートで支出を確認
自動でグラフ化されるので、“見える節約”が自然に続きます。
4. サブスクを「定期棚卸し」して固定費を減らす
Netflix、Amazonプライム、Apple Music…
知らないうちに課金されているサブスクが多い人もいるはず。
3か月ごとに利用明細を見て「本当に使っているか」をチェック。
判断の目安:
- 3か月以上使っていないサービス → 解約候補
- 家族で共有できるものはシェア契約
- 年額払いより月額払いで柔軟に調整
不要なサブスクを解約するだけで、年1〜2万円の節約になることも。
5. 固定費の見直しで“努力ゼロの節約”
日々の節約よりも効果が大きいのが、固定費の見直し。
一度変えれば、何もしなくても支出が減り続けます。
見直しチェックリスト:
- スマホ:格安SIM(楽天モバイル、IIJmioなど)へ変更
- 電気・ガス:まとめ割プランの比較
- 保険:不要な特約や重複を見直す
固定費は「一度の見直し=毎月の自動節約」。
節約の時間を使わずに、貯金ペースが自然に上がります。
6. 買い物ルールを決めて“無駄遣い”を防ぐ
節約が苦手な人ほど、買い物をルール化すると効果的です。
例:
- 買う前に「リスト化」する
- ネットで気になる商品は3日後に買う
- 買い物日は週2回までにする
ルールを明確にすることで、衝動買いを防ぎ、
“自然に節約できる環境”を作れます。
7. 3つの口座で家計を自動管理
家計簿が続かない人におすすめなのが「3つ口座管理」。
- 生活費口座(固定費・食費など)
- 貯金口座(先取り分)
- 投資口座(新NISA・積立など)
給与が入ったら、自動で3口座に振り分ける設定をしておくと、
「使いすぎ」や「残高不明」がなくなります。
数字を見なくても、お金の流れが整う“自動家計簿”の完成です。
まとめ:努力よりも「仕組み」で貯める時代へ
2025年の新NISA時代では、
「貯める」だけでなく「増やす」ことも自動化できるようになりました。
頑張って節約するよりも、
一度ルールを作って、仕組みに任せる方が長続きします。
今日の行動が、半年後・1年後の余裕につながります。
さあ、“自動で貯まる暮らし”を、今日から始めましょう。
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